事業内容
STORY 0.1
薬物規制が厳しい国と言われるタイですが、大麻に関しては東南アジアでいち早く医療用として合法化し、その研究を進めています。その背景にはもともと民間医療として広く使用されていたという事情があるようです。現在のタイ政府は大麻・マリファナの健康効果を強く認めていて、自国の大麻関連事業に大きな投資を行っています。現在弊社でも、イスラエルやシンガポールなど諸外国企業から投資のお問い合わせをいただいております。
医療用大麻が解禁され、タイ国内の産業も一気に動き出しました。多くの大手飲料メーカーや食品メーカーが開発を進めています。各社が商品を発表して、タバコ専売公社が大麻の栽培を始め、病院食堂でも大麻料理が取り入れられるようになりました。首都バンコクでは「医療大麻」による治療を専門とするクリニックが開設されて、治療対象となる症状は偏頭痛や不眠症、うつ病、筋肉痛など様々となっています。
タイ保健省のアヌティン・チャーンウィーラクーン長官も医療用大麻の製造増大と大麻を主原料とした医薬品の主要製造国になることへの期待を表しており、今後開発は進むと思われます。
提携する病院と2つの大学
私たちが資本提携を行なっている
Smart Medical Development
Co.,Ltd(SMD社)は、
前項で述べた通り大学との契約、
軍病院との協力体制を得ています。
2005年に設立されたタイ南部の公立大学。ナラティワート県にあった教育機関を統合し大学となった。農学部・工学部・教養学部・経営学部・医学部・看護学部・科学技術部・アラブイスラム研究所と大学院があり、イリノイ大学シカゴ校医学部と交流協定を結んでいる。
タイ北東部の下部地域で、幅広い高等教育およびトレーニングサービスを提供。政府資金による大規模な大学。教育学部・科学技術学部・経営管理学部・人文社会学部・産業技術学部・公衆衛生学部と大学院がある。
アジアで最高の軍事医療機関になること,質の高い国際的な高等医療サービスを提供すること指名とするアジア有数の軍病院。
国立大学の敷地を使用しての大規模な栽培が可能です。
SMD社が契約を結んでいる大学の敷地を使用しての栽培が可能で、栽培可能面積は10,000ライ(タイの面積単位:1ライ=1,600平方メートル)となっており、1,600ヘクタール(ha)もの膨大な敷地となっています。東京ドームでいうと約342個分となり、これは世界の大麻農家の平均栽培面積と比較してもかなりの広さとなります。
全ての敷地に作付けした場合の農家としての規模を検証してみても、先進国とされる国の中で、初めて嗜好用大麻を合法化し、世界で2番目に国土面積が広いカナダの1軒あたりの平均面積が55ha(2016年)です。大麻合法化の先進国であるアメリカの州合計の栽培面積でも1,300ha
/州(2018年)ですので、世界でも有数の栽培面積となっているのがわかると思います。
これは、市場の拡大とともに栽培面積を拡大することができ、将来的なコストと品質のバランス向上に繋げられると考えています。
現地法人の存在を活かす取り組み
タイ漢方の歴史は深く独自の伝統医療が存在します。現地だからこそ得られる情報をもとに日本ではまだ知られていない人気の商品や軍病院でのみ売られている商品、開発されたばかりの新商品など、価値のあるものを仕入れることが可能です。